この記事では双子に迷子紐(ハーネス)を購入して失敗した経験から、迷子紐(ハーネス)がどんなお子さんに必要かをまとめました。
子どもが1歳を過ぎて歩けるようになってくると、迷子紐(ハーネス)の購入を考えるかたも多いのではないでしょうか?
迷子紐(ハーネス)は賛否両論あるため、ちょっと迷ってしまいますよね。
「見た目が犬みたい!かわいそう!」
「ちゃんと手を繋げばいいでしょ!」
「紐がからまったら危険!」
こんな声も聞きます。
◆迷子紐(ハーネス)はどんな子に必要なのか?
◆迷子紐(ハーネス)をおすすめする条件
◆我が家が双子に購入したおすすめ迷子紐(ハーネス)と失敗談
◆迷子紐(ハーネス)購入を迷っている
◆双子の移動に不安を感じている
◆迷子紐(ハーネス)購入の体験談を知りたい
こんなかたに向けて書いています。
よく知らない人の批判に迷わされず、迷子紐(ハーネス)を本当に必要にしているかたの背中をおせたら嬉しいです♪
双子との外出方法に関してお悩みのかたは、こちらも合わせてどうぞ。

迷子紐(ハーネス)の2つの種類
迷子紐(ハーネス)は、子どもの道路飛び出しや迷子を防ぐための命綱。
そんな迷子紐(ハーネス)には「リュックタイプ」「ハンドベルトタイプ」の2種類に分けられます。
①見た目がかわいく実用的!リュックタイプ
背負ったときの見た目が可愛らしく、リュックとして使うこともできるので実用的。
種類も豊富だから、まずはリュックタイプで検討してみるのがおすすめです。
②目立たない!ハンドベルトタイプ
ハンドベルとタイプは紐がたるまいため、邪魔になりにくいです。
出来るだけ目立たないように使いたいパパママさんにおすすめ。
迷子紐(ハーネス)はどんな子に必要?
迷子紐(ハーネス)はこんなお子さん、こんな時期におすすめです。
◆手をつなげない、つないでも抜け出す
◆「危ないから止まって」の指示が通らない
◆兄弟がいる(双子含め)
では順に解説していきます♪
手をつなげない、振りほどく子
手をつないでくれなかったり振りほどかれると、車通りの多い道路を歩かせるのは不安ですよね。
迷子紐(ハーネス)を購入されるかたの理由がほぼこれ。
ちなみに手をつないでくれるかどうかは、子どもの個性や時期によります。
独身の頃は、道路でお母さんと子供が少し距離を置いて歩いているのをみては「手つないで歩けばいいのに…危ないなぁ」と思っていた私。
なかには妹ちゃんのように頑なに手をつないでくれない子もいること、それに悩み、困っていたお母さんもいただろうこと、
改めてその立場にならないと分からないことってあるんだなぁ..と感じます。
「危ないから止まって」の指示が通らない子
1~2歳頃って好奇心が旺盛で、興味のあるものが見えるとそれしか見えなくなる時期。
まだ言葉の発達も未熟だし、そもそも「危ないから止まって」の声が耳にはいってません。
我が家の場合、双子のお兄ちゃんは1歳3ヶ月・妹ちゃんは11ヶ月で歩き始め、1歳4ヶ月には階段も登れるようになり、走ったり歩いたりすることがとても楽しいようでした。
兄弟がいる(双子含め)子
でも上記2つの「手をつなげない」「指示が通らない」は、子ども1人だったら全力で見守って、全力で止めにはいればなんとかなります。
赤ちゃんを連れて、もしくは上のお子さんを連れてのお散歩も、ふとした瞬間で目を離すこともあるため、迷子紐(ハーネス)があると安心かと思います。
おすすめ迷子紐(ハーネス)と我が家の失敗談
我が家の場合は上記の条件全てに当てはまっていたので、迷いなく購入を決めました。
いろいろ悩んで、決めたのがこちらの迷子紐(ハーネス)。
冒頭にあげたリュック型のように荷物がある程度入るようなものもいいかなと思ったのですが、とにかく背負った時の可愛さメインで選びました。

これ向き逆じゃないんだよ!
正面から見ると、コアラが顔を覗き込んでるようでかわいいの♪
この製品、コアラ以外にもライオン・ウサギ・クマ・イヌ…たくさんの種類があるのですが、妹ちゃんはコアラに似ているので…
コアラがコアラを背負ってたら可愛いかなと。笑

ちなみに紐はコアラのおしり部分につなぎます。
そして、結果的に2人ともにハーネスとして使うことを拒否されました。
まずお兄ちゃんはこの時期リュックが嫌い。

無理やり背負わせたら、怒って泣きながら逃走。
そう、背負うのを嫌がる子もいるんですよね。
慣れればいいのかもしれませんが、そういう子もいるんだ、ってことは頭の片隅にいれておいたほうがいいかもしれません。
一方妹ちゃんはリュックは好きなのですが、紐をつけるのを極端に嫌がりました。

紐を付けた状態ではリュック自体を拒否します。
無理やりつけたところで迷子紐(ハーネス)なんて持っていると、逆にこんがらがって全員転倒…なんてこともありました。(危ない)
そしてその結果、ハーネスコアラはぬいぐるみとして使われ続けました。

リュックとして大人気で取り合い。涙
「紐をいやがる」お子さんでも、紐がピンと張らない状態ならOKなこともあります。
「紐の範囲内で自由に歩かせてみるお散歩」も試してみてくださいね♪
迷子紐(ハーネス)と双子の相性があわなかった場合
我が家のように迷子紐(ハーネス)と子どもの相性が合わなかったかたも多いはずです。
そのうち言葉が分かるようになってきて、2歳すぎればきちんと手をつないで歩いてくれるのため道路でも安心して手つなぎお散歩できるようになってきます。
意志疎通ができて手をつなげるようになるまでは、ベビーカーや電動自転車での移動で割り切ってしまうのがおすすめです。
下の記事では、そんな時期での2人の子連れお出かけ方法をまとめました。

迷子紐(ハーネス)は双子育児に必須ではない!
我が家は結果的に使えなかったですが、「気に入って、外出するときは自分からおねだりしてきたよ~!」なんていうママ友さんの話も聞きます。
迷子紐(ハーネス)は育児において必須アイテムではありません。
◆手をきちんとつないでくれる
◆親が全力で目を配れる状態である
でしたら必要ないと思います。
また、迷子紐(ハーネス)の使い方には配慮が必要です。
ハーネスの紐を通行人のかたにひっかけてしまったり、ハーネスに頼りっきりで子どもそっちのけでおしゃべりしたり…
将来的には迷子紐(ハーネス)必要な家庭が後ろめたさを感じることなく使用できる社会になるといいな、とお気に入りの靴を履いて笑顔で走り回っている双子ちゃんを見ていて思います。