この記事は3歳の双子を育児中であり、薬剤師として勤務中の私が双子妊娠と仕事を両立していたときの体験談だよ。
双子妊娠が判明してから出産まで、考えること、準備することはたくさんあります。
◆双子妊娠中の仕事はいつまで続ける?
◆実際に立ち仕事をしていた双子ママの体験談
◆双子妊娠を職場に報告する時期
◆双子妊娠と仕事を両立させるコツ
双子妊娠中の仕事は思うように動けない自分に戸惑ったり、周囲の声に傷ついたり…思うようにいかないこともありますが、
一番大切なことは「身体を大事にする・無理しない」こと。
私の体験談がワーキング双子ママの参考になれば嬉しいです。
双子妊娠中の仕事はいつまで続ける?
双子ママへの産休制度は、単児ママとは別に定められています。
単児ママの産休は「出産予定日の6週間前から」
双子(多胎)妊娠の産休は「出産予定日の14週間前から」
産後休暇はどちらも産後8週間
40週目が出産予定日すると、双子ママは26週から産休にはいれることになります。
26週といえば妊娠6カ月半ごろ。
「よく臨月ギリギリまで勤務していたママの話も聞くし、単児妊娠より8週間(2か月)も早く産休にはいれるなら余裕♪」
とか思うじゃん!?
それが実際は全然余裕なんてなかったし、26週まで勤務するのが精一杯だったよ。
【立ち仕事】実際の双子妊娠と仕事の両立体験談
それでは実際の生々しい体験談をご覧ください。笑
私の仕事は調剤薬局の薬剤師。
残業たっぷりで、8時間以上たちっぱなしの忙しい職場だったよ。
双子の妊娠が判明したのが妊娠5週目と早かったのですが、なにがあるかわからないのでしばらく内密にしておくつもりでした。
でも6週後半から始まったつわりがすぐにひどくなり、7週で職場に報告せざるを得ない状況に。
つわりのひどさについてはこちらにまとめています。

あまり早い報告は予想外ではありましたが、職場の理解が早くに得られてことで以下のような配慮をしてもらうことができました。
◆満員電車を避けた時間帯での通勤時間に変更
◆(21時近くまで残業するのが当たり前の)遅番はなし
◆頻繁な休憩、お手洗いへの理解
→満員電車を避けた遅い出勤(急行で30分の距離を、各停+休憩で1時間半かけている)
→職場の休憩室に寝転んで休憩(30分)
→勤務中は座ってできる業務
→頻繁にお手洗いへ
→(1時間勤務したら30分寝転がって休憩)を繰り返す
→帰宅ラッシュをさけて退社
あまりにつらいときは、勤務中に薬局の隣の病院で点滴をうちに行かせてもらうこともありました。
休憩するにも座っているだけでは気持ち悪くて、寝転がっていないと意識が薄くなりそうな感じ。
多分今思えば、つわりで診断書を出してもらい休業することも視野にいれるべきでした。
でも迷惑承知でここまで無理しても出勤していたのは、家にいるより近くに先生のいる職場のほうが安心だったからなんだ。
あと中途半端に休職してしまうと、その後の産休育休手当が減額されてしまうのではないかっていう不安もあってね。
その後つわりは18週まで続き、お腹の張りも気になるようになったため、有給を使い23週あたりで早めの産休にはいりました。
以上の体験から分かったのは、「双子妊娠と仕事を両立するなら職場の理解と協力は不可欠」だということ。
仕事によっては夜勤や外勤、立ち仕事を免除してもらったりするのも助かると思います。
双子妊娠を職場に報告する時期は?
妊娠初期は赤ちゃんがお腹で育ってくれるか不安ですし、双子だとさらに不安は倍増ですよね。
上にも書きましたが、私も「できれば職場への報告は安定期にはいってからがいいな」こう思っていました。
私のようにつわりがひどくて通常勤務ができなかったり、急に管理入院になるリスクも高いです。
急な申し出では会社にも迷惑をかけてしまう可能性も。
双子妊娠と仕事を両立するコツは無理しないこと
双子妊娠中は気持ちがナーバスになることもあります。
それぞれ状況は異なりますが、双子妊娠と仕事を両立させるには「身体を大切に・無理しないこと」が一番大切です。
身体と気持ちを大切にして、双子妊娠と仕事の両立を目指してみてください^^