この記事では「双子の哺乳瓶についての疑問や不安点」について、
3歳の双子を育児中の私の体験談をもとに解説しています♪
「哺乳瓶を何本買うか」「消毒方法はどれがいいのか」とかかなり悩んだよね!
我が家の双子は1782gと2162gで産まれたため、哺乳力が未熟で母乳を吸うことができませんでした。
そのため新生児から哺乳瓶だけで育ててきましたので、
その時の体験・反省の記録を残しておこうと思います。
◆双子の出産準備で必要な哺乳瓶の本数
◆哺乳瓶はガラス・プラスチックどちらがいいのか?
◆おすすめの消毒方法
◆哺乳瓶を双子で共有・使いまわしするのはアリなのか?
こんな疑問のある双子ママ・パパさんのお役に立てれば嬉しいです^^
【双子の哺乳瓶選びのポイント】本数やサイズ・素材・メーカーは?
まずは一番知りたい、双子の哺乳瓶の本数やサイズ、メーカーのおすすめをご覧ください。
双子に必要な哺乳瓶の本数
完ミ(完全ミルク)なら最低6本あれば大丈夫です。
完全哺乳瓶(ミルクと搾乳した母乳)で育てた我が家の哺乳瓶数はこちら。
◆240ml×2本
◆160ml×4本
※すべてガラス製
この6本で、新生児から1歳半での卒乳まで乗り切りました。
「最低6本あれば大丈夫」と思ってもらえればいいと思う!
哺乳瓶は消毒のことを考えると、多いほうがラクであることは間違いありません。
が、哺乳瓶は安いものではないですし、保管場所も考えなければならないので
予算や場所の兼ね合いで買い足していくことをおすすめします。
哺乳瓶のおすすめサイズ
上記の通り、我が家は160mlをヘビーローテーションしていました。
サイズに関しては「大は小をかねる」ともいいますが、
1歳未満は1回に飲める量が少ないですし、大きいと消毒や持ち運びも大変になるので、
しばらくは小さい160mlサイズを使うことをおすすめします。
この頃になると授乳の間隔があいてくるから本数は少なくて大丈夫だよ!
おすすめ素材はガラス?プラスチック?
ガラス製、プラスチック製、それぞれメリット・デメリットはあります。
◆(重くて)持ち運びに不便
◆(重いから)セルフ授乳は難しい
◆割れたときに危ない
◆(熱伝導がいいから)温度調整がしやすい
◆(軽くて)持ち運びがラク
◆セルフ授乳に向いてる
◆割れにくい
◆(熱伝導が悪く)温度調整に時間がかかる
上記をふまえた上で、我が家は6本全てガラス製を購入しました。
我が家の場合は搾乳した母乳(冷蔵庫保管)を哺乳瓶にいれ、
熱湯にいれて温めていたのでとにかく熱伝導重視でした。
持ち運びしやすくてセルフ授乳もできるプラスチック製が断然おすすめだよ!
哺乳瓶おすすめメーカー
メーカーは正直好みによりますが、我が家はピジョンの「母乳実感」を使っていました。
母乳実感の乳首は、哺乳力の弱い赤ちゃんでも吸いやすいように設計されているそう。
お湯をいれるときに分かりやすかったかな♪
どこのお店でもたいてい取り扱っていますし、多くのかたが使っているので安心感のある哺乳瓶です。
哺乳瓶購入時の注意点
そもそも出産前に哺乳瓶を用意する必要はないよ!!
それは双子だろうが単児だろうが、
「どんな哺乳瓶が必要なのか」生まれてきてからでないと分からないからです。
我が家のように赤ちゃんが小さくて母乳が吸えずずっと哺乳瓶かもしれないし、
同時授乳ができて全く必要ない可能性もあります。
出産して、以下の条件をよく吟味してから購入するのがおすすめです。
◆完ミなのか、母乳との混合なのか?
◆授乳の間隔(赤ちゃんによってかなり違う)
◆一度に飲めるミルクの量
また哺乳瓶の乳首にも種類があり、赤ちゃんによっては嫌がる乳首もあるため、
一度に大量に購入するのではなく、様子をみて買い足していくことをおすすめします。
【哺乳瓶の消毒】双子なら時短かつ手軽な電子レンジ一択!
我が家の双子は生後3ヶ月すぎまで、1日12回×2人分=24回の授乳でした。
漬けるだけで簡単だと評判のミルトンだけど、漬け置きしてる時間がない!
でも煮沸は大変だし、それこそ時間もかかるし…
という消去法で選んだ「電子レンジ消毒」。
こんないいところがあります。
◆煮沸のようにその場にいなくてもOK
◆3分でできあがり
◆しっかり消毒されてる感がある
正直病院で使っていたミルトンでは、きちんと消毒できているか不安だったんです。
一方電子レンジだと消毒後「ツルピカホカホカ」なのでなんだか安心できました。
電子レンジ消毒の相棒はこちら。
これのいいところが、
◆240ml×2本
◆160ml×4本
◆乳首6本
全て収納できるのです。
(付属の乳首入れを使用せずに、全てを乱雑かつ上手に入れると無理やり入ります!笑)
1日に何度使用したか分からないくらい、たくさんたくさん使った愛用品のご紹介でした♪
【おすすめ便利グッズ】哺乳瓶とセットで用意しておこう!
上記の消毒グッズ意外にも、双子育児をするならあったほうがいいミルクグッズをご紹介します。
授乳便利グッズ①調乳ポット
設定した温度で保温のできるタイプの調乳ポット。
これは必須!
70度のお湯だと、ミルクを溶かしている間に適温になってきます。
もし調乳ポットがあったら、夜間の授乳の際にわざわざキッチンまでいかなくても
枕元でミルクが作れたはずです。涙
授乳便利グッズ②哺乳瓶立て
次にあってよかったなと思ったのは「哺乳瓶立て」。
これ実は三角コーナーとして使用しようと購入したものなんです。
ただ我が家の三角コーナーには小さくて、ずっと棚の奥へ…
でもこんな感じで使うと、哺乳瓶の乾燥&保管用に最適なのです。

先ほどの電子レンジ消毒用の箱にいれたままでも問題ないのですが、風通しが悪いので乾きが悪いんです。
デザインもシンプルで素敵、お値段もお安いのでぜひ試してみてください♪
授乳便利グッズ③授乳クッション
ミルクをあげる際に必須だったのが「授乳クッション」。
いろんなタイプのものがありますが、よくミルクを吐いてしまう赤ちゃんには
角度のつけやすい、しっかりした弾力のあるものがおすすめです。
授乳便利グッズ④ミルク摂取量記録ボード
こちらは必須ではないですが、あったほうがいい「記録ボード」。
双子に頻回授乳していると、どっちが何時にどれくらい飲んだのかわけがわからなくなります。
◆ミルクの量・時間
◆うんちの回数
を書いて、夫や(手伝ってくれてた)母と共有してたよ。
双子間での哺乳瓶使い回し、共有事情
最後に双子間での「哺乳瓶使いまわし、共有」することについてまとめておきます。
そう、産後の私は哺乳瓶の共有は日常的にやっていました。
こんな事情があったからね…
我が家の双子のお兄ちゃんは、新生児の頃からよくミルクを残す子でした。
一方、妹ちゃんはすっきり全部飲んでくれる子。
生後4ヶ月まで搾乳していた私は、「せっかく搾乳した母乳を無駄にしたくない!」
という気持ちがあり、お兄ちゃんが残した母乳をそのまま妹ちゃんにあげていました。
ただ、個人的には2歳までは哺乳瓶やストローマグ、フォークやスプーンを厳格に分ける必要はないかな、と思っています。
2歳くらいになってくるとどちらが自分のものか理解してきますが、
1歳代は「お互いが持っているものが欲しくなる」時期でした。
なんと歯ブラシを2人で交換して使っていることもしばしば!
なので哺乳瓶をきっちり分けても意味がなさそうだと思い、私は使いまわしていました。
もちろんきちんと分けて(消毒済みでも)使用している双子ママさんもいましたので、ご参考までにしてください♪
双子の哺乳瓶選びは「いかに育児負担を軽くできるか」が重要!
双子の哺乳瓶選び、なんとなくイメージはできたでしょうか?
大人目線でのデザインや口コミよりも、
◆赤ちゃんと相性がいいか
◆いかに育児負担を軽くできるか(時短になるか、持ち運びやすさなど)
こういったことを重視してみてください。
双子はミルクやおむつ、食事は2倍量必要ですが、
洋服やおもちゃ、哺乳瓶含めた育児グッズは単純に2倍必要ではないことも多いです。
双子育児はなにかと一気にお金がかかりますが、賢くいろいろ工夫して出産準備をしてみてくださいね^^